外国人技能実習制度のよく問題点

受け入れ企業

1. 低賃金・残業代未払い・長時間労働
外国人技能実習制度における問題点として、指摘されることが多いのが「賃金」と「労働時間」です。
団体監理型の技能実習生の場合、2ヶ月間の講習が終了すると、受入先に雇用される労働者となるので、日本の労働関係法令が適用されます。
そのため技能実習制度においても、賃金は最低賃金以上、労働時間も原則として1日8時間、週40時間までとなっています。時間外労働や深夜勤務、休日勤務にはもちろん割増賃金が支払われなければいけません。
ところが実際にはこれらが守られない事態が頻発しており、実習先によるタイムカードや勤務記録の改ざんという、悪質なケースも報告されています。

2.パワハラ・セクハラ・労災を隠す
実習生に対しては暴行や脅迫、セクハラ、旅券や在留カードを取り上げるといった人権侵害も相次いでいます。たとえば「日本語がわからず、上司に殴られた」「社長に呼び出され、お尻を触られた」「パスポートと通帳を取り上げられた」といったものがあります。また仕事中にケガをしたのに治療を受けさせてもらえないといった「労災隠し」が起きています。

外国人技能実習制度のよく問題点

技能実習生の問題

1. 失踪
日本はもちろん、外国に行った経験がない人達がほとんどです。外国人は日本の物価と母国の物価を比較できません。求人案内の給与額を見て自国で働くよりも何倍も稼げると意気揚々と食いついた結果、母国への仕送りや生活費を除くと大した稼ぎにならないことに気づきます。
一方で、技能実習期間終了後も日本で働きたいという思いから失踪するケースもあります。

技能実習生の問題


2. 途中帰国
母国の家族が発病したり、妊娠したので母国で生みたい。仕事が思ったよりつらい等の理由で途中帰国してしまうケースがあります。

外国人技能実習制度のよく問題点

3. 喧嘩・犯罪
技能実習生同士が喧嘩をしてしまうケースも多いのが現状です。特に問題になるのが、お金の貸し借りです。
また、低賃金など実習生が経済的に困窮しているという背景から犯罪に発展するケースも多いです。

外国人技能実習制度のよく問題点


4. 事故
日本の交通ルールがわからない技能実習生が自転車を使用し、事故を起こすケースも多いです。

送り出し機関・監理団体

1. 実習生からの不当な現金徴収
送り出し機関の私利私欲で技能実習生から保証金とし、多額の費用を徴収する。

外国人技能実習制度のよく問題点

2. 監理団体
技能実習法に反した行動:監査を怠ったり、嘘の報告を行ったりする。

外国人技能実習制度のよく問題点

防止対策

外国人技能実習制度のよく問題点


受け入れ企業
1. 適切な送り出し機関・監理団体を利用する
2. 契約書通りの給料を与える、控除額も明確に記載する
3. ルールをわかりやすく説明する
監理団体
1. 面接をするときは受入企業の担当者と団体職員も必ず同行する
2. 受け入れ企業の担当者に外国人受け入れマニュアルを説明する
3. 実習生をサポートする
4. 実習生から一切費用を徴収しない

最後に労働基準法が適用されるので、日本の労働者と差別してはいけません。技能実習生が働きやすい環境を作ることが大切です。

アジア国際事業協同組合は東京の監理団体で、主に関東圏の技能実習生の採用からサポートまでの監査業務を行っております。技能実習生を採用する企業様も日本に来る技能実習生も安心して従事できるよう、
全力で取り組んでおります!